ご挨拶

新宿区少年軟式野球連盟 理事長  木下共実

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野球の魅力を子供たちに伝えたい

日頃より当連盟に多大なご支援、ご協力を頂き心よりお礼申し上げます。
 さて、この原稿を書いている昨今、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表が14年ぶりの優勝を果たし世界一に輝いたことで、その熱気や感動の余韻が至る所に広がっています。私たちも大いに元気をもらいましたが、子供たちはさぞいい夢に包まれ、更に大きな夢を持つ出来事だったことでしょう。
 この3年余り、新型コロナウイルス感染拡大により私たちの日常生活が一変しました。そのコロナ禍の生活を支えて頂いた医療従事者やソーシャルワーカーの皆様には心より感謝を申し上げます。当連盟の活動も様々な制約を伴いましたが、感染防止対策を継続し、昨年度は全ての主催大会を無事に実施することができました。ご協力頂いた皆様ありがとうございました。
 また昨年は、北京冬季オリンピック・パラリンピックやサッカー・ワールドカップカタール大会などのスポーツイベントが開催され、日本代表選手の活躍に勇気をもらいましたが、一方世界では多くの人々が戦禍の苦しみの中に置かれていることに心が痛みます。私たちはコロナ禍に晒され、あたりまえの有難さをあらためて知ることになりましたが、平和の中で野球ができる感謝の気持ちを子供たちに伝えていきたいものです。
 当連盟もお陰様で45年目の節目を迎えます。現在、中学部4団体、小学部15団体が加盟し、約500名の選手たちが活躍していますが、その人数は少子化の影響もあり、久しく減少が続いています。しかしながら日本には野球が季節の風物詩となり、生活に根付いた文化があります。そして、この春の訪れとともに制限緩和も示され、野球場に声援と子供たちの活気ある掛け声も戻ってきました。基本的な感染防止対策を講じながら大会の運営に努めてまいります。
 WBC優勝の熱気もあと押しとなり、さらに野球の魅力を子供たちに伝え、礼儀と思いやりの心を育て、「健康作り、友達作り、思い出作り」という子供たちの成長に関われるよう、役員一同で環境整備に取り組んでまいります。各関係各位の皆様、ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
木下共実